考察のーとじゅうに。いっくぜー!
梨花はオヤシロさまの生まれ変わり? ていうか、赤坂に教えたのは予言? 予定?
予定、だと思います。まあ、予言だと現実的ではなくなってしまう、というのもひとつの理由ですが。
とりあえず、予定だと思う理由は、赤坂に危険だから東京に帰れ、という助言がキーとなります。「惨めな姿」というのは、雪絵が死んだことにショックを受けた赤坂を指すように思われますが、死んでいいやつに教える必要はないでしょ? というようなことを言っているから、やはり誘拐犯と戦う(園崎家だと思われます)ことを暗示しているのでしょう。すると、梨花はやはり誘拐犯が雛見沢住人だということを知っていることの裏付け、となるんでしょう。つまりは、確実に(確実にですよ、確実に)雛見沢住人(園崎家)が犯人であるということを知っていなくてはなりません。誘拐する現場を見たとか、魅音が父親に電話しているときの内容を知っていなくてはならない。まあ、集会でそれを勘付いただけ、ということもありえるんですけど、ね。
進めていきます。話は、雛見沢村連続怪死事件に移ります。ここで、重要となってくるのが、圭一、悟史、富竹、鷹野(まあこいつは例外ですな)が入っていない、ということ。つまりは、イレギュラーが発生した、ということになります。富竹殺害を鷹野さんが実行した疑いが強まりましたね。
まあ、イレギュラーはあとで記すとして。では、何故、雛見沢村連続怪死事件は予定されたものなのか。動機は? 黒幕は? 何故、梨花は知っている?
これこそ、黒幕がいるのならば催眠術説などを唱えなくてはなりません。祟殺しでは鷹野を挙げたわけですが、その線が薄まったということになるんでしょうな、いやはや。でも、強ち催眠術説も間違いではないかも。沙都子もそれなりに精神的には弱い、梨花も二重人格と思われる、レナもそう、魅音は詩音の可能性がありますが、それでも拷問を成し遂げた人だ、精神が多少おかしくても不思議ではない。帰納法だったか演繹法だったか忘れたけど、ひとつひとつの例を挙げて、はいこれは一般的にそうなります、という証明方法があった気がしますが、それに基づけば雛見沢村全体がそういう精神が微妙に不安定な人たちが集まっている、とも考えられます。んでも、これじゃなんか違和感あるよなあ。
唐突に、僕のメモを載せてみよう。

1.人の命を何とも思わない連中でいっぱい。死という月を映す水面を掻き消すためなら、小石を投じることもあるかもしれない。
2.沙都子の両親が突き落とされて死ぬ。
3.私の両親が殺される。
4.57年までの死は支配する者の都合、予定だと思っていい。だが、58年の最後の死はやつらの都合ではない。
5.最後の死は必ず、ほとんど、おそらく、例外なく、起こる。
6.そしてやつらの目的は、最後の死を否定している。最後の死だけ支配者とは無関係。

と、いうことはである。沙都子の叔母が殺害され、悟史が失踪した事件、つまり57年までの事件というのは御三家(多分園崎家だよなあ。ただし、魅音とか詩音とか関わっているか不明)ということにならないだろうか。やべえな、あまりあっては欲しくない展開になってきたぞ。
で、最後の梨花殺害だけは犯人が違う、ということになるんだが、これをどうして梨花が知ったのかだよなあ・・・。綿流し編はイレギュラーが(イレギュラーだと考えられる圭一が原因のため)起こったから、その死を予測したものではなく・・・、待てよ、犯人について一切彼女はふれてねえじゃんか!
とすると、支配者の目的というのは梨花を殺す可能性のある人物を殺していくものではないのか? 一度に起こっては警察が勘付くから年に一回それも儀式的(園崎家なら納得がいく)に行ったのではないか。つまり、これらの行動の動機は梨花を護るため、というものではないのか。
とすると、何故梨花を護りたがる? もし、あの雛見沢災害を防げるものだったとしたら、何故、綿流し編では災害は起こらなかったのだ? そもそも災害は人災なのか? 謎が謎を呼びます。くそう、これだけはどうしても思いつかない。何でもいいのでアイディアあったらください。
○祟殺しとの相違点。
1.大石生存
2.圭一の話が出てこない
大石生存、ということは北条鉄平が帰ってこなかった→圭一が鉄平殺害を決意するわけがない、ということにより、祟殺しとは違ったストーリー(圭一は普通に寝てる間に死んだ)と考えられます。逆に共通点は、というと
1.梨花は殺害されている
2.災害は起こっている
やはり、梨花が殺害されることによって災害が起こることは決まっているのだろうか? とすると、これは人災なのか・・・?
疲れたので次回回し。
○悟史、富竹は巫女の殺人予定表(?)に乗ってませんでしたっけ。(ごめんまた未確認)最後の年は富竹が祟りで巫女が隠しだったようなきをくが…
いや、やはり富竹はイレギュラーくさいです。梨花は、自分が殺される、と明言しているものの他のものが死ぬ、ということは言ってませんでした(一応TIPSもそれっぽいものを探しましたが該当するものなし)。その梨花が殺される年だけが一人ということは儀式的なものではない、二人犠牲者が出ないというところから、やはり犯人は違うんでしょうかね。こう、別々に事件が起こってるんだと思います、やっぱ。圭一の事件、雛見沢村連続怪死事件、富竹の事件、というような感じではないでしょうか。
で、今よくよく考えてみると鬼隠しでは梨花が殺されたなどという話はないし、綿流しでは魅音が殺しちゃう、というところからやっぱ犯人はレナなんじゃないかなあ、とか(鬼隠しではレナ死んじゃうから)。鷹野も疑えるっちゃ疑えるんですが(鬼隠しではあまり接触してないじゃないですか)どうも、説得力が自分の中ではないんですよね。オヤシロ様に敏感なレナなら殺しても不思議じゃねえよな、とか。