ひぐらしのなく頃に。考察のーとはち。綿流し。
今回もイム様より意見を拝借。
○綿流し篇で姉が巫女さんじゃない方(沙都子)の少女を呪われた子だといって蔑んだのは、無関係だったのに殺してしまったのを正当化するためでは。
ううむ、一応これも鬼隠しの被害妄想説でいくと、悟史も被害妄想に陥り他所に追いやられた、と前回説明いたしました。被害妄想に陥った兄を持つ妹を蔑むような感じで言ったのではないかなあ、と思ったり思わなかったり・・・。
梨花の注射器って結局何さ?
イム様のところにも書かせて頂きましたが、梨花の注射器は、拷問を受ける際、痛みを和らげるような麻酔や魅音(詩音の可能性もある)の暴走を止める精神安定剤のようなものだったのではないか、と推測しています。まあ、鬼隠しをやったプレイヤーへのミスリードではないかと思ったりしました。これをやって、注射器がやっぱ凶器なんではないか、と考えたプレイヤーがどれだけいることか・・・。最初僕も考えました(笑)

考察のーとろく。ここまで来ると自分がなんだか馬鹿に思えてくるよ・・・。
さて、鬼隠しで説明した、富竹を鷹野が殺した、という仮説について説明していきたいと思います。
さて、富竹を鷹野が殺したとした、どうやって? どうして? 死人が人を殺せるの? 色々疑問が出てきてしまいます。また箇条書きで考えてみましょうか。
○どうやって殺したのさ?
どうやって殺したか。富竹が脳内麻薬の過剰分泌というか被害妄想に至らせるように色々と工作したのではないか、と考えられます。とすると鷹野は恨みをもっていたと考えられます。
○どうして殺したの?
まだ、調査中ですが、ある仮説を思いついたのでまた今度書きたいと思います。
○死人は人を殺せるか?
綿流し最大の謎、生き返る死人。魅音、詩音については説明しましたが、あとでもう少し深く説明するとして、まずは、鷹野三四について。
まず、整理します。準備の日、鷹野が圭一たちに会い、圭一に雛見沢の過去の説明をする→その晩鷹野は絞殺され焼かれ、岐阜で発見される→次の日、綿流し当日に祭具殿へと忍び込む→遺体発見。
さて、焼き殺される、という点でお約束なのが身代わり。注目すべき点は、顔が識別できないということ。そして時代設定。昭和58年ということは、まだDNA鑑定による判定ができない、ということ。この二点により、本当に死んだのは鷹野三四ではないという推測ができます。
どういうことか。つまり、綿流しの前日にいたのは本当の鷹野。その日絞殺され、焼かれたのは、鷹野の身代わり。このとき、歯の照合を行って鷹野と決めているようですが、3年前に親知らずを抜いたのは、鷹野を名乗った身代わり(絞殺された)である、と考えていくとつじつまが合います。祭りの日の鷹野は本当の鷹野。富竹を殺したので、そのあと失踪。こうして、死人が生き返る、などという不可思議な現象がおこるのです。
さて、では何故、鬼隠しではそのようなことが行われなかったのか? する必要がなかったからです。鬼隠しと綿流しの違いを思い出してください。準備の日に圭一たちとは出会ってない、ということです。あ、でも、それじゃ説明になんねえのか・・・。でも身代わりは事実なはず。ちょっと、これは保留で。うはあ、尻切れトンボだ。
○どこからが魅音でどこからが詩音なのさ。
電話したのは詩音、圭一を刺したのは詩音、詩音が落ちたのは詩音のせい(自殺ではない。これは前回説明しました)。最初のどうでもいいほうに戻ると、最初にバイトしていたときに圭一と遭遇したのは魅音、弁当送ったのは魅音、それ以降バイト先であったのは詩音。ただ、圭一が拷問を受けそうになるところがあやふや。詩音であったとしたら、魅音を他人事のように言っていたのは納得がいきます、が死んだのが魅音だから、逃亡したのは魅音、つまり、拷問をしようとしたのは魅音となると、やはり魅音は3つ以上の人格(殺人鬼、普段の魅音、殺人鬼を止めるようなブレーキ役)を持っていたと考えるのが妥当。すると、やはり詩音は「鬼である魅音」の人格を持っていたと考えられます。前回説明したとおりです。
むう、まだ至らないところがあるので、追記します。うーむ。

ひぐらしのなく頃に。考察のーとさん。鬼隠し編綿流し編
さて、前回述べた、魅音より本当は詩音が圭一を殺したがっていた(というか刺した)という推理をもう少し吟味しよう。
さて、最後のところで魅音は自分のことをまるで他人事のように語っていました。「魅音がどうして圭ちゃんを残したか分からない」など。多重人格であるという発言にもとれなくはないですが、それはハメで、実は詩音に魅音の人格が宿っている、というと何故か納得が行く気がする。その前に魅音の人格について考えておくと、普段の魅音(日常)・党首である魅音(口調の固い)・鬼である魅音(狂っている。こいつが殺人した人格と考えられる)が挙げられる。で、最後のところ(圭一の手を釘で刺すところ)で魅音は自分が鬼である、と言ってはいるものの、「魅音」についてはまるで他人事のように話している(レナと圭一に昔話、人肉缶詰事件の話をするときは、自分をしっかりと魅音と名乗っていたのに、だ)先ほども述べたように、ただ単に自分にはいくつかの人格がある、という自覚を示すような発言ではあるが、どうも引っかかる。だから、詩音は魅音という人格を持ち合わせているのではないだろうか、という推理に至ったわけである。十分、詩音が魅音という人格を持ちうる可能性はある(幼少の頃、党首となる魅音と比べられ精神的にきついところもあっただろうから)のである。
こう考えないと、うまくいかないから、というのも理由のうちにある。もし、魅音がすべてを行っていたら、何故圭一に電話をかけたのか。魅音は、そう、お爺さん捜索(殺したのはどちらだかわからないが)に全力をあげていたのだ。だが、そのときから詩音は失踪。失踪なだけであって、閉じ込められていたかは分からないから、十分電話をかける暇はあった。そして、詩音は、「詩音の本当の人格」が表に出ている間だけは電話をかける理由はあるのである。
そして、魅音が死んでから「魅音という人格」をむき出しにした詩音が圭一を刺す。そして、屋上では「魅音の人格」と「詩音の人格」が言い争っていたのではないか。そして、足を滑らせて落ちる。傍から見ていると、まるで魅音が生き返って圭一を刺し詩音と争ったあげく、詩音を突き落としたかのように思われるのである。
とりあえず、これが魅音の生ける屍の謎のトリックではないか。一応、これを結論としておく。
次に、鷹野三四の謎。祭りの前日にあった鷹野は生きていた。が、その晩に殺され、そして祭り当日には死んでいるにもかかわらず、拷問道具を見るよう圭一たちを促した。
ここでひとつ引っかかる。鷹野に圭一が会ったのは二度目でしかないのである。つまり、鷹野に少しでも似たような姉妹がいた場合、それを見分けるのは少々困難になる。一番親しそうな富竹は見張りをしていた。あ、でも、その前から会っていたのか・・・・。では、姉妹といっても双子ならいけるのではないだろうか。ただ、鷹野に双子の姉妹がいたことは明らかではない・・・。ううむ。祟り殺しで出てくれば幸いだな・・・。
そして、あとわからないのが、倉庫に忍び込んでいる間に詩音と富竹と鷹野(圭一以外)が聞いた、ギッタンバッタンという謎の音。ただ、目撃者がいたという暗示なだけなのだろうか?
大まかな謎は解けちゃったなー。多分あってないけど。一応次回に回そう。

ひぐらしのなく頃に。考察のーとに。綿流し編終了。というわけで、鬼隠しと綿流し両方考慮します。
さて、これで鬼隠しのときの魅音犯人の線は薄いという推理は強まったと言っていいでしょう。人形をあげなかったことによって、変わってしまった、と魅音はいっています。鬼隠し編では人形が関係していないことから、魅音が犯人だと考えるのは不自然です。つーわけで、容疑者一人消えた。いや、でも共犯の可能性も無きにしも非ず。ここは、消さないでおこう。鬼隠し編では、二人(魅音とレナ)は操られているという可能性が強いので、他にいると考えたほうがよさそうなんですけどね・・・。
さて、綿流し最大の謎、そしてヒントになりうると思われる、死体が1日だけ生きてみせた、というもの。魅音の場合は、詩音と入れ替わる、という方法があります。で、そこで色々と引っかかったのは、魅音が多重人格なのはプレイヤーのほとんどが分かること。ただ果たしてそこで終わらせていいのか、ということでした。圭一を刺したのは、魅音ではなく詩音である、というのは大体のプレイヤーが考えたでしょう。ただ、詩音には動機というものがない。いや、今は動機は考える必要がないのかもしれないが、詩音が圭一刺す、というのは不自然。ということは、詩音もまた多重人格(二重人格)であるのではないか、という疑問がでてきました。そうすると、色々と説明がつきます。
まず、圭一に電話した詩音(魅音)の正体。詩音がそのずっと前に失踪していることから、魅音である、という結論に至らざるを得ないのですが、それが既にプレイヤーへの罠なんではないかと。失踪したのは確か。ただ、「そのときから魅音に閉じ込められていたか、は分からない」ということ。つまり、電話の主は詩音である可能性はあるんではないかと。で、体は詩音なんだけれど、人格は別のものであるとしたら、圭一を刺したのもその詩音が持っていた別の人格ではないのかと。「くけけけけけ」って魅音(鬼のほう。殺人起こしてきたほうの人格)は笑ってないし。
そこで、面白いことを考えてしまったのだが、詩音が持っていた人格は「魅音」と名づけられたものなんではないかと。そうすると、詩音の凶行(刺すとか)にも納得いくようないかないような。ううむ、でもそうしねえと生ける屍の謎が解けないからねえ。
で、もっと納得いかないのが、鷹野三四。名前からして、一二という姉妹(双子限定)がいそうな気もするが、それは憶測に過ぎないのでパスとする。そうすると、謎なんだよなあ。文中に出てきた網を敷いてじわじわと焼いていても、すぐには死なず、半分ぐらい焼けても意識はまだあるという話が印象にとても強く残っているんだが、果たして。ただの雑談なのだろうか・・・。
今日は色々と疲れたから次回に。
次の日へ続く。

ひぐらしのなく頃に。考察のーとなな。鬼隠し編
監督の正体は、雛見沢の医者。これで鬼隠しのときの圭一は、極度の被害妄想になっていたという推理が強まりました。あ、ちなみに情報は雛見沢迷所案内より。まあ、推理のどうでもいいところだったので、たとえ見てなかったとしてもこのまま被害妄想説でいったつもりでした。
はてなダイアリーより、一部抜粋。被害妄想から統合失調症の説明より。
「適切な診断と治療が必要だが、周囲の偏見や、知識の周知が遅れているせいで必要な処置が施されないでいる患者が多い。人道上の観点からも家族等がむりやり精神科へつれていくことは避けたい。任意入院は措置入院よりも多いが、むりやり入院させたとしてもそこに至る過程を、あとで精神的にフォローアップしなければならない。入院せずに通院だけで済む場合もある」
ほら、わざわざ医者を呼んだりする理由が分かりましたでしょうか? 無理矢理連れて行くよりは、来てもらって診断するほうがいい、と判断したため監督=医者が来たのです。
○レナの二重人格はどうなったの?
色々と考えた結果、いじめられていたときに他の人格が発生したと思われます。で、それが礼奈(またはレナの可能性もある。昔は、今のレナみたいにおっとりしていなかったのならば、逃避のためにレナというお茶目なキャラを作り出したと考えられ、礼奈がもともとの人格の可能性もある)という人格であったんだろうと。そして、圭一が威圧的な態度を取ったときに、礼奈(レナ)という人格が出てきて行動する。こんな感じだと思われます。人格の名称については証拠というかヒントが少なすぎてわからないです。まあ、どちらでもいいでしょうね、このばあい。
疲れたのでまた追記する。鷹野と富竹の関係をちょっと洗っていこうかと。
・・・未だ考え中なので、ちょっと他の方(イム様)の意見を拝借させていただきます。自分の考えだけじゃ詰まってきたので・・・。
○鬼隠しで魅音とレナが圭一の部屋で取り出したのはサインペンという説がありますが、流石に注射器とサインペンを見間違えることはないのでは・・・?
サインペンというと黒いイメージがありますが、圭一の服が黒かった場合、白いペンを魅音は取り出したんではないかなあ、とか。圭一が、富竹は薬物のようなもので殺された、つまり注射をうたれて死んだんではないだろうかという先入観を持っていました。その上、魅音とレナ(村人含む)が富竹を殺した犯人だと思っている圭一が、被害妄想によってこれから自分も殺されるんではないだろうか、と考えるのはごく自然です。そのとき、思い浮かんだのが富竹の死。薬物で魅音が富竹を殺したと思っていたのならば、魅音がポケットから何かを取り出せば注射器と見えなくもないです。関係ないですが、幽霊もそんな感じで「見間違え」という場合があるそうです。心霊スポットとかに行って、極度に緊張し神経が過敏になると何か別のものが幽霊に見えるらしいです。まあ、そんな感じなんじゃないかなあ、とか。
斧女(レナ)の過去とトラウマはなんか盛大なダミーのような気がしてならない。雨の日に狂ったようにごめんなさいしたのはトラウマで説明ついたとしても最期の日に追ってきた理由が解らない。
最期の日に追ってきた、というよりは被害妄想に陥った圭一をレナは助けようとしたが、圭一は被害妄想に陥ってるため、レナが自分の命を奪うために追ってきた、と勘違いしたというのがこの場合正解だと思われます。斧も前回説明したように見間違えだとすれば、うまく説明がいきます。
質問とか疑問とか受けると自分の推理が進んでいくのがわかります。ただし、人の推理はあまり聞かないのが頑固なところです(笑)

ひぐらしのなく頃に。考察のーとご。鬼隠し編
前回述べた被害妄想説(もとい脳内麻薬の過剰分泌)をもっと突き詰めていこうと思う。
さて、今回議論されるのは、監督とは誰か。鷹野の失踪は何故起こったか。富竹の死について。レナの前の学校での行動。雛見沢で起こった過去のよっつの事件は誰が犯人か。圭一はどうして死んだのか。うはあ、結構指摘されてんなあ。文章にまとめると今回は難しくなりそうなので、というかそれがやりやすいと某氏より助言を頂いたので箇条書きで。
○監督とは一体誰か。
前回の推理で行くと医者、もしくは村の人の誰か、ということになります。が、この場合誰でもいいので流してもいいでしょう。
○鷹野の失踪ってどうして起こったの?
それが被害妄想説のちょっと困ったところでした、がよくよく考えると、鷹野が富竹を殺したのではないか、と推測できます。だって、失踪したんだから鷹野が怪しいじゃないですか。綿流し編をやると疑問が出てきてしまうのですが、一応それも説明できるので、それは考察6で。
○富竹の死がわからないんだけど・・・。
富竹は死ぬ間際、極度の興奮状態にあった、と説明がされています。これから、脳内麻薬過剰分泌説、もとい被害妄想説が生まれたわけです。幻覚を見て死んだのではないだろうか、などと考えていますが、あまりうまい説明が思い浮かびません。
○レナが昔いた学校での凶行ってやっぱりオヤシロさまが原因なの?
祟りですむならば、それはアンフェア、というものですからここでは考慮しないこととします。すると、レナは二重人格であるという説明がひとつできます。
レナの本名は竜宮礼奈です。だけれど、それを本人も本名のようにレナ、と使っています。そして、魅音の「圭ちゃん。・・・レナはレナだよ? 礼奈って呼ぶのは他人だけ。そこんとこ、わかってるよね?」という台詞。ここで、「レナ」という人格と「礼奈」という人格があると説明がいくのですが、医者は自律神経失調症、と診断しています。だけれど、自律神経失調症というのは、そんな症状ではなかったはず・・・(確か)。二重人格であると説明がつきそうなのですが、これでは被害者たちがあまり語りたがらなかった、という点で疑問が残ります。というわけで、TIPSの二重人格のものやレナの名前はミスリードの可能性大。
ふたつめの説明として、ガラスの窓を割ったのは狂言だったというものです。では、何故わざわざ狂った自分を演出する必要があったのか。
レナに殴られた被害者たちは、レナをいじめていたと考えられはしないでしょうか。そして、ついに堪忍袋の緒が切れたレナは、いじめた生徒に殴りかかる。そして、冷静になって考えてみたとき、自分がしたことに恐ろしさを感じた(というと大げさですか。でも、犯人の心境はそういうもんです。だから、隠蔽したり逃げたりするんです)から、ガラスの窓を割って、みんなに自分が狂っているところを見せ付ける。自分が狂ったのはオヤシロ様のせいだ、などと傍から見れば意味不明なことを言えばこれで狂った人のできあがり。
いじめていたことに罪悪感を持っていた彼ら(?)はあまり、そのことに触れたくない。殴られたのは仕方ないことだ、と思っていたとも推測できる。だから、被害者はあまり語りたがらず、学校もあんまり不祥事を公にしたくない。だから、口が重くなる。医者のほうは、職業倫理がしっかりしていた、でいいでしょう。
○雛見沢でおこった事件ってさ結局なんなのさ? 圭一が関わった事件とはあんまり関係ないの?
関係ないと見られます。そして、すべてが別々に起こった事件だと推測できます。
一応、ここで事件をまとめてみる。というか、過去にまとめたメモのコピペです。
・最初は現場の監督が6人に殺害され、6分割される。主犯格は未だ行方不明、右腕見つからず。
・翌年。ダム誘致派だった男が旅行先で崖から落ち死亡。妻見つからず。
・翌年。神主が原因不明の死(過労とかでは?)。そのあと、妻が入水自殺(遺書発見された)と思われているが、実際には分からない。
・翌年。主婦が撲殺。ダム誘致派の弟のところの家。何故か弟は生きている。でその後悟史行方不明。主婦撲殺事件は犯人捕まっていた。異常者らしい。この事件だけ新聞には載っていない。
以上から、あまり共通項が見られない、というところに注目すると、別々に起こったのでは? と思えます。
最初の事件は、主犯格が高飛びした、とか考えることもできるし、本当に泥の中に落ちた、とか考えることもできます。もちろん、現場監督は死んでいるはずです。
次。妻が夫を殺し、妻は逃走。そう考えることができないでしょうか? 綿流しの日に起こったのは多分偶然でしょう。本当に事故で、二人とも死んでいるが、妻だけ遺体があがらない、という説も可能です。
次。神主が過労で死んだ、と考えると一番忙しい綿流しのときに死ぬのは当然でしょう。妻は入水自殺した、というのが一番強いでしょう。
次。主婦が撲殺されたのは、異常者によって。しかも、一連の事件をまた続けてみたかった、と言っている事から、綿流しの日に起こるのは必然。悟史失踪は前回説明したので省きます。まあ、要は彼も被害妄想がひどくなり、どこか別のところに移された、ということで。
どうでしょう。すると、別々の事件に見えませんか? まあ、そう簡単にいくのかどうか分かりませんが。
あ、ひとつ不思議なことが。富竹って、最初の事件が起こるちょっと前からいたよね。と、するとこれは・・・? 偽名を使っている、雛見沢に住むことを拒む。こういった点から推測されることを今考えております。
○圭一ってなんで死んだの?
前回説明したように被害妄想。これも富竹と同じようにうまく説明できませんが、幻覚を見て死んだのは間違いないでしょう(大石の電話から)
どうでしょうか。ある程度、説明できたのでしょうか、不安です。まだ、鬼隠しについては書きたいことがあるので再び書きます。
追記。
魅音の大石に対する殺意って結局どうだったの?
圭一を狂わせた原因が大石だと感づいていたのでは、というか悟史というまったく同じ前例がいるわけですし、圭一が狂ったのは常識的に考えて大石が何か話したからではないか、と分かったからでしょう。
○じゃあさ、おはぎに入ってた針も幻覚だったの?
だと、考えられます。魅音はただのいたずらじゃん、と言っています。そして、圭一がそれを問い詰めた際、圭一にではなく大石に殺意が向いていたこと、つまり、圭一が魅音を問い詰めて魅音が傷ついたのに、殺意が大石に向く、ということにより圭一を助けようとした魅音の発言だったと考えることができます。
○レナは何で謝ってたの?
前回説明したことが正しいとするといじめられていたときのことが思い出されたからではないでしょうか。プロローグあたりでも
「誰かが謝っている気がした。彼女は何を謝っているのだろう。
それに聞き耳を立てるのは悪い気がしたので、意識的には聞かないようにした。
親類の葬儀のために戻った、久しぶりの都会だった。
つい先月まで住んでいたにもかかわらず、都会のにぎやかさに圧倒された。
(中略)
・・・誰かが、まだ謝り続けている。彼女は誰に謝っているのだろう。
これだけ謝っているのだから、もう許してやればいいのに。
彼女だってこんなにも謝り続けることはないはずだ。
いつでも彼女を許そうとしない誰かに、俺は少し苛立ちを覚えた
(そのあと多少文章続き、夢オチ)」
とあります。これは、レナがいじめられていたことを暗示するものではないかと思われます。
○両親がいないって何で知りえたの?
よく考えてください。両親にとってみれば、いや一般人から見ても、圭一の行動はおかしいわけです。そんな息子を一人きりにしておくのは不安なことでしょう。それを圭一と親しい魅音やレナに「家をしばらくあけるので圭一をよろしく頼みます」などと言うのはごく自然なことではないでしょうか。
○「嘘だッ!!」完全に人格違うんじゃない?
んー、厳密にはおんなじじゃないかなあ、と。これも、レナのいじめられっこのときの記憶がよみがえったから、ではないかと。毎回、圭一が威圧的な態度をとったときに(怒鳴りつけたり)そういうことになるので、んー、まあ人格が違うといえば違うのかな? ただ、魅音魅音のまま変わらなかったはずです。

ひぐらしのなく頃に。考察のーとよん。鬼隠し編、追記。だから順番はあってるんだよ、の巻。
さて、前回、催眠術によって圭一と富竹を殺したのではないか、という無謀な考察をしたわけですが、それから色々と考えた結果、催眠術という他人の手によったものではなく、自分の手でそういう状態に陥ったのではないかと。ただし、圭一の場合に限ります。富竹は暴行が加えられていたのでそうとは考えにくいから。
では、どういうことか。ひとつ考えたのは脳内麻薬の過剰分泌による幻覚である。これは死ぬ間際、ひどく興奮状態に陥っていた富竹の場合にも当てはまる・・・待て待て。すると、富竹は、他人から暴行を受けたのではなく、自分自身で傷つけたのだろう。角材はそのときたまたま落ちていた、と考えることはできないだろうか。
脱線しました。とりあえず、脳内麻薬によってそういうことが引き起こされるかは不明ですが(調べるのがめんどいだけですが)そういうことがなければ、被害妄想の極度にひどいもの、として考えるのもありですね。圭一は、大石にレナの過去の話などを聞き、非常にレナと魅音の行動に敏感になっていた。だが、それほど過去の話にインパクトがなかった梨花と沙都子については、別に彼女らの行動には注意を払っていない。つまり、圭一が話を聞いた時点で恐れている人物、つまりレナと魅音が変貌した理由というのは、圭一の被害妄想的なところから出てきたのではないか、と考えられる。
ここで、圭一にとってレナや魅音が味方か敵かよく分からなかった謎が解ける。つまり、圭一がそれほど過敏になっていないとき、レナや魅音の行動は圭一にとって味方、どんどんと緊張感が増してくる(圭一が勝手にレナや魅音に殺されると思っているとき)と、圭一にとってレナや魅音は敵になるのである。
そして、最後のシーン。魅音とレナが注射器をとりだし、圭一にさそうとした場面であるが、「富竹と同じ目にあってもらう」というのがキー。さて、プレイヤーはここで「富竹と同じ目=のどをかききって死ぬ」という方程式を勝手に成り立たせてしまいがちであるが、それは違うとしたらどうなるだろうか。富竹にみんながしたことといえば、そう祭りにおける罰ゲーム、つまり「シャツに落書きをする」ということだとしたら・・・。そう、注射器ではなく、ボールペンのようなものであったらどうだろう。ここで、圭一が被害妄想であるという仮定がキーとなってくる。要は、圭一の勘違い、というのが答えになると推測できる。
ところで、表にいたのは、圭一の精神科医(圭一の行動を不審に思った両親が呼んだ)である可能性があるし、はたまた村の者である可能性もある。
何故、村の者である可能性が出てくるのか。それは、村の人々はいやに「村で起こった殺人事件などを捜査されることや、蒸し返されること」を嫌がっているというのが重要になってくる。
つまり、圭一の行動が事件を起こしそうであるから、その可能性を消すため他の場所に移動させる、つまり村から出てかせようとしたのではないだろうか。ここで、名古屋辺りでの悟史目撃情報が生きてくる。つまりは、圭一と同じ状態で殺されずにすんだケースということである。
さて。こうすると、何故メモは一部だけ切り取られ他は残ったか、という疑問にも答えられる。つまり、村の者が昔のことを蒸し返されるのを嫌い、魅音とレナが圭一の不審な行動の原因だと思わせ、警察がこれ以上捜査する理由を消したかったからと推測できる。
では、圭一を襲った二人組は誰であるか。要は、誰でもいいのである。先に襲ったのは二人ではない。圭一のほうなのである。すると、襲われた男たちは自分の命を護るために圭一を攻撃し始める。これが、ダム現場の攻防である。男たちは圭一を気絶させた後、身の危険が去ったので圭一には何もせず(何もする必要がなく)に去った。それをレナが見つけ、部屋に運び、心配したレナは魅音に電話し・・・という流れになると考えられる。
レナの斧やおはぎの針についても圭一の被害妄想で片付けられるだろう。圭一の死に方も、そういった理由により引き起こされたものだと思われる。
ただし、これでもうまくいった説明とはいえない。鷹野の失踪富竹の死(圭一と同じだという可能性もあるが・・・?)、レナの昔の暴走などなど。これは順を追って説明したいが、うまい考えが浮かばない。うーむ、どうしたものだろう・・・。
だから、また追記するかも。
再び追記。
何故、富竹と同じ目にあってもらう、というのが落書きへと繋がるのか。魅音やレナたちには富竹の死に方というのを知らされていないという(圭一視点なので知らされているかもしれないが、それでも村人はそういう噂を流したがらないんので可能性は低い)理由からです。次はもうちょっと突き詰めて考えていきます。